『ふぐ皮のにこごり』レシピです。
東京ふぐ魚料理、浅草・蔵前ふぐ魚料理の店『三代目魚熊』のブログにようこそ、三代目の山田正幸です^^
数年前から、一般の方でも許可が取れた、通称「みがきふぐ」と呼ばれる、プロの手により処理された、ふぐを買う事ができます。
そこで、ご来店頂くお客様にふぐ皮の作り方を教えてとのリクエストがあったので、今回はレシピ紹介です。
では、ご覧ください。
ふぐ皮のレシピです。
ふぐの皮をふんだんに使い、『ふぐ皮のにこごり』作りました。
ふぐの出しと・醤油・みりん・酒・塩少々
ふぐの薄造り・唐揚げ・ふぐちり・最後は雑炊へとつづく初めのプロローグ的な存在です。
是非作っていただきたい食べていただきたいですね♪
こちらがレシピです。
4人前、材料
A<ふぐ>
:ふぐ皮400グラム位
(トラフグ)B<にこごりの合わせ出し>
:フグのだし汁 1800cc
(フグ皮を湯がいただし汁でもOK):濃口醤油 200cc
:みりん 160cc
:酒 40cc
:塩 少々1)フグ皮をたっぷりの水に沸騰させて湯がく。
2)5分ぐらいで白皮が透明になるのでそのタイミングで氷水の中に落とす。
3)アクが付くので綺麗に洗い落とす。
4)洗い落としたら一口大に切り分ける(お好みの大きさ細かくてもOK)
5)B<にこごりの合わせ出し> をすべて合わせて火にかけるそれと同時に、4)で切り分けたA<ふぐ皮>を同時に入れ沸騰したら火を止める。
6)流し間に入れて冷ましたら、冷蔵庫に入れる。
7)3時間ぐらいしたら固まり具合を確認してお好みの大きさに切り分けてお召し上がりください。
『あとがき』
『フグ皮のに凝り』他の(煮凝り、にこごり)よりもゼラチン質が多いので、フグ皮の素材だけで、固まります。
硬さは、お好みでフグ皮の量で調整してください。
また、『フグ皮のに凝り』は、寒天やゼラチンを使っていないので常温にすると解けてしまうのでご注意を♪
ふぐ料理の最初の一品として、ふぐ皮たっぷりの『ふぐ皮のにこごり』の紹介でした。
で!!
作るのが嫌なあなたは当店で召し上がる事がオススメです(笑)